2月20日 Sunday 20th January ALDC Solo Section
(10人十色の Hip Bumps)
Solo部門の競技は、
Standard Soloと
Free Style Soloに大別される。これらは、年齢別の
Sectionになっているが、年齢にとらわれない
Open Sectionもある。
午前9時から
Standard部門の競技が始まった。私達の
Group、応援も含めた11人のうち3人が
Standardに出る。40
& Overに
Lyn、60
& Overに
Lesleyそれに、70
& Overに
Yasuko。
プログラムを見て驚いたことは、高齢者の参加が多いこと。40+(40歳以上)の
Champagne on Iceには20人が、70+の
Sectionでも10人の参加者があった。2004年に
Shigeが70+で踊ったとき、たったの3人であった。ラインダンサーの高齢化もあるが、70を越してもまだまだ元気に踊り続けている人が沢山いることは喜ばしい限り。
会場、後ろの壁の各ダンス・クラブのBanner。 出場者のCallが掛かると、各クラブの応援団の声援があがる。 |
最初は
Lynの出番である。彼女は、正確なダンスを踊る。以前、
Tamworthの
Solo 40+で
Gold Medalを取ったことがある。“
Champagne on Ice”を踊っている最中、ほんの一瞬、身体の向きがちょっと変に動いた。
Soloは少しの失敗も許されない。踊りが済んだ後で、彼女に尋ねると、
Saturdayの
Workshopで床が
Slipperyだったので、靴底に小さな
Patchを貼ったが、今日の
Floorは
Stickyだったので靴底が引っかかった。それで
Stepが一瞬乱れたとのこと。今年の
Tamworthの気候は例年になく低温、多湿であった。
次は
Lesley、彼女は
Silvaradoと言う大きな
Clubで10年以上も踊ってきた
Veteranである。いい笑顔でいい踊りをした。
Tamworthの
Championshipsに出場する人は、毎年のように出場し、いわゆるコンペ慣れの人が多い。たまに出場する人にとっては、なかなか実力を発揮し難いようではある。
Contestantsは11人。
私達は12月
Perthに戻り、それから
Tamworth向けの練習を始めた。
Duoの種目(4部門のダンス)の練習に時間を費やしたので、
Yasukoは
Soloへの参加を思案していた。。しかし、
Tamworth出発直前に、なんとか
Soloの
Stepを覚えたので踊ることにした。正直なところ、かろうじて間に合った感じ。
70+の踊りが始まった、FloorにはHeat 1の3人(中央にYasuko)、壇上はJudge席、背後に国旗、それにオーストラリア各州の州旗が掛かっている。
左右の壁面には原住民、Torres IslandersとAboriginalの旗が掲げてある。
Judgeは三人、Main Judgeが一人立っている。
FloorではMaximun 3人、Minimum 2人を限度で踊る。踊る組によって判定に多少の際が生じるきらいがある。 |
午前中の
Solo DanceのPresentationがあった。私達の
Groupの入賞者は
Yasukoの
Silverだけであった。それにしても、これだけ大勢のベテラン、10年、20年以上も踊っている
Contestantsが参加する競技で、十分な練習も出来ていない、しかもダンス経験の浅い(7年)康子が入賞したのは何故か?
この70+の音楽“
Make Love To Me”
by Sanneを聴いたとき、これは
Lilt調で踊るのがよいと思った。
Liltは、
UCWDCの
World Championshipsの
Soloの規定ダンスの一つで、“陽気で軽快な調子”で踊るダンス・スタイルである。しかし、オーストラリアのコンペでは、ルールによって、腰に両手を当てて踊ることになっているので、
Lilt風の踊りをするのは難しい。しかし、他のダンサーと差異を付けるにはこれしかない。短期間であったが、何とか、膝や足のバネで、僅かながら
Liltらしい踊りを表現してリズムに乗ることに努めた。
いまひとつ、
Perthを発つ日に親しいダンス仲間の
Yvonne(自称、
Smiling Cow Girl、)から激励の電話をもらった、”
Never Forget Smiling"と。
当日
Floorで、
Judgesの前に立ち、さあ、これから楽しく踊るぞ!とにっこりしたら、1人の
Judge(名前は知らない)が、赤いスカートを履いて、楽しそうに踊るおばあさんを微笑ましげに見つめて、終始にこやかな表情でいてくれた。おかげで内心は
Stepを間違わないかとはらはらしながらも、最後まで笑顔で踊ることが出来た。言うなれば、
Smileで
getした
silver medalだと,
Yasukoは思っている。
鉄則 "
Smiling is a fundamental _expression during dancing"
Presentationの最後に、
Event Directorの
Roxanneがいみじくも、”入賞者だけでなく、今日ここに参加したすべての競技者に
congraturationsを言います”と言ったが、まさしくそのとおりであると思った。 競技に参加して踊ることは楽しい反面、どんなに大変なことか、無事踊り終えた一人ひとりに拍手拍手、である。
1.70+で
Gold Medalを得た人の
Hip bumpsは強烈であった。これが
Judgesを印象付けたと思った。
Hip Bumps 一つとっても10人十色である!
得意な人もいれば難しくて膝を使って腰を振らんとする人、身体の向きを変えて横振りする人など。
2.Hip Bumpsで、右足は左足の斜め右前方で、両足はほぼ平行でなければならない。
Karenの観察では、
Hip Bumpsで
Stepを正しく置いていたのは、4人だけだったそうである。身体を45度内側にひねった方が、
Hip Bumpしやすいからである。(
Goldを取った人は右足が斜めになっていたようである)
3.Champagne on Ice を踊った20人、それぞれの持ち味があって興味深い。
Judgesは
Stepの正確さを先ず注視するので、踊っている“上手さ”が採点にあらわれにくいのではないかと思った。
Champagne on Iceの音楽(
What Woman needs)は素晴らしい。このダンスを振り付けた
Michael Veraは
turnの多い
Waltzに仕立てた。この種目は40+であるのに、50歳台、60歳台、70歳台の人までが
Entryし20人で競った。挑戦意欲を掻き立てる音楽とダンスである。
しかし、
ALDCの規定で、
Standardでは両手を腰あたりに固定することになっている。これが、
Waltzの
Rise and Fallを大きく阻害している。
Contestantsは
Two、Threeの
Stepの伸び上がりを意識して
Ballを
Upしているが、
Oneの
Stepの沈み込みが不十分である。
4.当然のことであるが、ダンスは音楽を身体の動きで表現するもので、私達は、音楽(歌詞をふくめて)に対して、身体、腕、手先、足の動きが順応するべきものと考えている。曲想に思いをはせ、歌詞を理解することの大切さは言うまでもない。
40+でのWinner, Margaret-Mary-(手前)、この人はTurnのときの軸のぶれがほとんどない。属しているクラブ、All StarsのInstructor,Roxanneの踊りに似ている。普段、新しいダンスを教えているInstructorの踊りかたがいかに影響するか?、毎年のCompetitionでAll Starsに属するダンサーが多数のMedalを獲得する原因の一つである。
真ん中の男性は後ろに手を組んでいるので身体が前かがみになっている。Turnを肩で引っ張っていくタイプなので、身体の軸が独楽の歳差運動のようにぶれる。しかし踊りの表現は20人の中で抜群と、お見受けした。 |
Judgesの採点はどのように行われるか?
競技が終わると競技者は
Score Sheetを受け取る。
Judgeの採点表である。
内訳は
Presentationが10点満点、
言うなればダンスのうまさ、観客に対する
Appeal度。
Style、Staging、Apperance、Technique の項目
Complianceが15点満点、
ダンスシートに対する解釈の正確さ、言うなればダンスに対する理解度が問われる項目
Excutionが15点
Foot workの正確さ、
timing、Hands,Headの状態 など演技や技術的側面が問われる項目
Penalty Ajustmentは
Ruleに反則すると減点され、事によっては失格となる。
例えば、
Solo Standardでは、
Musicの
Introductionで踊ってはならない。
Hat trickや
Skirt workをすると
Disqualifyされる。などなど。
合計40点満点、
ちなみに、
Yasukoの場合、3人の
Judgeの採点は29点、33点、33点であった。この合計点数で順位が決まる。
2008年2月20日記
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