7月11日 Bowling(1)
Perthで
Bowlingと言えば、芝生の上で
Bowlを転がす競技のことである。
Shopの棚に並べられたColourfulなBowls(中心のEmblemは箱ごとに異なる)
St.IVES村のBowling熱
なにかのきっかけで、Perthで過ごすようになって 10年が過ぎた。いろいろ興味深いことに首をつっこんで楽しんできたが、この
St Ives Northshoreの
Retirement Villageに住むようになって、
Choirや
Table Tennisが加わり、さらに最近
Lawn Bowlsに興味が湧き始めた。と言っても、これは10年越しの願望でもある。
わが
St. Ives村にも
Greenが一面、(
2 Lane)ある。我が家は2階にあるので、
Greenの一部が木立の間から見える。この
Greenは芝生ではなく緑色の
Carpet(人工)である。St. IVES村では、月、水、金、土の午前か、午後に男女混合の
Lawn Bowlsのゲームが行われている。参加者が多く、人気スポーツの一つである。
我が家から見えるGreen
Bowling試合風景
PerthのBowling Club
Perthに移住した人が、
Sports面で気づくのが
Aussie Footballと
Criketと
Bowlingの人気である。ドライブ中、そこここに
Bowling 場があることを知る。
自動車運転者にとって必須の地図帳、
Perth Street Directoryには88ヶ所の
Bowling Clubの記載がある。これらは
Publicで各
Clubは数面から
10面ぐらい
Greenと呼ばれる
Lawnの
Courtを持っている。
Bowlingが
Lawn Bowlsと呼ばれる所以である。
Greenは何組かのボーリング競技が平行して行われる広さである。
Greenは水平で、かつ平坦、芝生は常に刈り込まれて
Bowlがスムースに転がるように整備されている。さらに
Club houseには、
Restaurantと
Barと大きな
Hallがある。
Bowlingの中休みや終わってから仲間と一緒に飲んだり、食事をしたり、時には
Partyや会合も出来るようになっている。
Bowling Clubは英国風の社交の場でもある。
In doorで、
Laneに立っている10本のピンを
Bowlで倒す競技は、オーストラリアでは
Ten Pin Bowlsと呼ばれている。ここ
St. IVES村から、車で10分ほどの
Sport Centre内に
Ten Pin Bowlsの競技場があり、毎週火曜日の夜7時、バスで愛好者が出かけている。
初めてBowlを転がした時
10年ほど前のことである。
Perthに移住していた日本人の方が、数人を
Lawn Bowl場に案内してくれた。数個の
Bowlを借りてきて、目標の白い小さな球をめがけて
Bowlを転がす競技であると、その人は説明してくれた。
Bowlを投げる力を加減するが、何回も投げても目標の白球近くに
Bowlを停止させることが出来なかった。転がしたほとんどの
Bowlは目標を超えて
Greenの端の溝に入ってしまう。なんと難しい競技であるか、が第一印象であった。
TVでBowling競技を見てわかったこと
ABC (Australian Broadcasting Corporation) TV局が毎週土曜日、夕刻、
Bowling競技を1時間放映していることを知った。
Australian Championshipsや
World Cupなど世界的レベルの
Bowlerの試合であるから見ごたえがある。
30メートルほど離れた位置にある目標の白球に
Bowlを寄せる巧妙さ、白球に近接している球に対して、微妙な角度や速度で衝突するように
Bowlを転がし、相手側の
Bowlをはじく面白さを知った。
Bowlingの試合を見て、先ずわかったことは、
Bowlerたちは
Bowlを右か、左か或る角度をつけて
Greenに転がすのである。転がった
Bowlは速度が衰えるとカーブして目標の白い球に近づくのである。
Greenに沿って投げた大きく、重そうな
Bowlが転がって、30
mほど先の小さな白い球に当たり、あるいは接近するのである。何故、
Bowlが曲がるのか、不思議であった。
Bowling試合の勝ち負けがどのようにして決まるのか?については
TVを見てわかった。
Jackと呼ばれる白球に近い
Bowlの数である。
Bowlerは
Jackの近くに対戦相手の
Bowlが集中していると速度の付いたストレートを投げて
Jackや相手の
Bowlを蹴散らすのである。この時の
Bowlの飛び散り方によって、新たな
Bowlsの配置に変わる。勝負が一瞬に逆転する。これまた面白い。
採点 Aが2ポイント
Tamworthで見たBowling風景
2002年1月、
NSW州、
Tamworthの
Country Music Festivalに行き、私たちは
Australian Line Dance Championshipsに参加した。このとき、
Tamworth郊外の
BB(Breakfast & Bed)に10日ほど宿泊したが、同宿の年配のご夫婦は
Bowlingの旅であった。各地の
Bowling Clubを訪れて楽しむとのことであった。オーストラリア中どの街に行っても
Bowling Clubがあるので、この様な旅のスタイルもあるのです。
TamworthのCountry Music Festivalは世界最大級であるので、オーストラリア中の、また外国からの
Musicianが参加する。そして、そこここの
Hall,催し物会場、レストラン、公園の仮設ステージ、街頭などで
Country Musicが奏でられている。
Tamworthにあるいくつかの
Bowling Clubや
Tennis Clubも同様である。私達は夕食を取り、
Musicを聴くために
Bowling Clubを訪れた。そこでは、すでに大勢の
Country Musicの
FanとBowling愛好者がいた。何しろ
Tamworthの夏は暑いので、夕方から
Bowlerは
CourtでBowlsを楽しむのである。
夕方、Bowlerたちの出番
日本で見たBowling風景
今年の春、 神戸市北区 にある“しあわせの村”の
Bowling場を訪れ、管理人の方にお話を伺い、見学した。兵庫県では、明石公園の中にも
Bowling場があることを知った。
芝生のコートでは、大勢の人が
Bowlingを楽しんでいた。ある
Bowlerの方に、何年
Bowlingをやっておられますか?
Bowlはどのようにして求められたのですか?などお尋ねした。10年ぐらいやっているとのこと。
Bowlは、英国製かオーストラリア製を使っていることがわかった。
神戸しあわせの村のBowling風景
St. IVES GreenでBowlを転がしてわかったこと
St. IVES村の住人、
Margaretが
Bowlingの手ほどきをしてくれることになった。今年、6月のある日であった。彼女とは毎週火曜日、午後の
Table Tennisで知り合った。元気な方でテニス、サイクリングなども楽しんでいる。
Margaretは私のために
Bowls1セット(4個)を借りてきてくれた。
Bowlを保管している部屋においてあったもので相当古い。現在、持ち主がいないことを確認してくれた。康子は我が家の下の階に住んでいる
Jeanの
Bowlを借りてきた。女性用で
サイズ3である。
Bowlを手のひらに乗せ、親指と中指で軽く握る。このとき
Bowlの両側にある文様の大きいほうを人差し指側にして
Jackの右方向に角度をつけて
Bowlを
Greenに送り出す。この
Bowlが
Jackに近づき、減速すると左側に
Curveすることがわかった。
Jackに向かって左方向に角度をつけて
Bowlを放り出すときは大きな文様を薬指の側にして
Bowlを握っておく。送り出した
Bowlが減速を始めると、右方向に
Curveすることがわかった。しかし、何故このように
Curveするのか、このときはわからなかった。
Bowlの握り方 Bowls Worldの店主が示した−Bowlの重さは約1.4Kg
Lawn Bowlsの本を読んでわかったこと
5月のある日、
Whitford Shopping Centreの本屋さんが通路に本を並べて安売りしていた。
A Guide for Beginners P144 カラー写真入りの美本、
$24.95が
$7.99であったので買い求めた。
Bowlの握り方(
How to grip a bowl)、
Bowlのほうり方(
How to deliver a bowl)が写真入で詳しく説明している。
Bowlingは腰を落として、
Bowlを
Greenに静かに送り出す競技である。このとき、転がす方向と力の
Controlが重要なポイントである。
Bowlをどのように投げるか、については
How to deliver a bowlの項に説明してあった。
Deliverを送ると訳していたのは“しあわせの村”の壁に架かっていた説明文であった。
しあわせの村の説明書
The A to Zen of Lawn Bowls、中級者向きの本がある。表題の禅に惹かれて買った。196頁、22.95ドルであった。前述の初心者向きの本と違って面白い。が、技術的に高級な内容なので、私の現状とは程遠い。
第5章の
Zenの冒頭に、
Few bowlers would argue with the assertion that the game of bowls is played mostly in the mind. Lawn bowls is a closed sport, that is, we do not instantly react to the actions of our opponent, such as in the game of tennis.
つまり、
Bowlerにとっては
Zenの心境が大切であると説いている。
Appendix 1は
The mathematics, physics and geometry of lawn bowlsである。
Bowlの幾何学的形状のFactorを入れ、単純形状の回転体の運動方程式から
Lawnを転がる
Bowlの軌跡を計算している。
とにかく読み応えのある本である。
Bowlsの販売店に行ってわかったこと
Perthの中心地に近い商業地区に
Bowls Worldの看板を掲げた店がある。新品、中古品、色は黒が多いが、赤、黄、緑、青など
Colorfulなものもある。
TVで見かける
Bowlerは鮮やかな色の
Bowlを使っている。しかし、約100ドルのコスト高である。
Bowl の両サイドの
Emblemはセット(4個)ごとに全部異なっている。そして色づけされている。それぞれの
Emblemはとても味わいがある。これを調べても面白いと思った。
一般的に初心者は先ず中古の
Bowlを買うものらしい。中古の値段は新品の約半値で、250ドル付近の値札が付いていた。程度が良いので、結構高価である。店は2週間、無料で中古品を貸してくれる。気に入れば購入すればよいのである。店の主人が中指と親指の長さを測ってくれる。康子にはサイズ3が勧められたが、少し小ぶりのサイズ2の黒い
Bowlを借りてきた。
借りてきたBowls(4個1組)ー 左はEmblemの小さい面を上にしている
何故転んでゆく
Bowlが曲がるのか?について店の主人が説明してくれた。
Bowlを回転方向から見ると、一見左右対称に見えるが、実際はごくわずかいびつになっている。転がっている
Bowlの両面に
Bowlの製造メーカが刻んだ
Emblemがある。片方が大きく、もう一方は小さい。この小さい方の曲面の曲率が小さく。また、重心が
Bowlの回転面に無く、少し小さな
Emblemの方にずれている。
Greenに送られた
Bowlは、減速するに従って回転面が小さい文様の方向にずれてくる。つまり
Curveし始めるのである。
World Cup級の
Bowlerは
Jackの近くで
Bowlが減速するように
Bowlを放り出す時の初速度を
Controlさせていることがわかった。
Bowls Worldから借りた
Bowls1set4個で1週間ほど練習した。
Bowlを転がしたとき、
Wobblingする傾向がある。
Bowlが少し小さいか、軽いか? 思案を重ねた、
再び
Bowls Worldに行った。このときわかったことは、同じサイズでも
Heavyがあること。それに同じサイズでも転がるときの
Curveが違うことがわかった。
店内風景(店主がBowlを転が仕方を示す)
Bowlの種類によって曲がり方が異なる。Taylor社製
最終的には黒のサイズ3の
Heavy、
Taylor,Scotland製を購入した。
買ったBowlsのEmblem(オーストラリアの形にKangaroo)
初めてBowling試合に参加
6月30日(土曜日)午後1時半開始の
Bowling試合に加わった。私たちが
Bowlsの練習を始めて1ヶ月足らず、試合に参加するのには程遠いレベルである。が、
Margaretの積極的な勧めに従った。
St.IVES村の
Bowling場は同時に2組の試合が出来る。私たちの試合には男女7人、レベルはさまざまである。二つの
Teamに分けられた。3人と4人である。各自の
Bowlは2個、あるいは3個。両チーム同じ数である。私たちが練習をしているとき、時々教えてくれた人たちもいる。その二人がそれぞれ最終の
Bowl2個を転がし、
Jack(目標の球)に
Teamの
Bowlが接近するようにする。
二組に分かれて試合
村の
Bowling Courtは
Carpetである。表面は水平でかつ平坦である。屋外であるので、
Carpetの表面が傷まないように維持されている。つまり、定期的の自動散水されている。試合は20−35mほど離れた
Jackに接近するよう
Bowlを
Deliverし、転がすのであるから、
Bowling Courtは大きな
Billiards台とも言える。転がした
Bowlが先に転がされた敵、味方の
Bowlに微妙な角度で衝突するのも
Billiardsに似ている。
|
手前、Jackの側に立っている人はMarkerと呼ばれ、向かい側にいるBowlerの質問に答える(20〜30メートル先のBowl群の様子がわからないため) |
Greenの長さは31
mから40
mの範囲と、定められている。
Greenの周囲に
Ditchと呼ばれる溝がある。この溝から2
m離れた位置から4
mのところまで白線が
Rinkの中心に向かって引かれている。白線の始まる位置にある
Matに足を置いて
Bowlを送る。
Jackの位置は向かい側の白線上にあり、試合毎に距離は変わる。また、試合中にも、この
Jackの位置が衝突によって変わる。このことが
Bowling競技を難しくし、また楽しくしている点である。
とにかく
Bowlingはやってみるとこれまで経験したことが無い奥の深い
Sportsであると実感している。
2007年7月11日記
トップへ