2005年2月8日 NASHVILLE紀行(1)
2005年2月8日記
その1
1967年に初めてアメリカ旅行を体験して以来、世界の各国を訪れたが、今回ほど心せわしい海外旅行をしたのは始めてであった。
2000年、Perthでラインダンスに初めてお目にかかり、そして、それにとりつかれてから、NashvilleがCountry Musicの本場であることを知り、いつの日か一度訪問したいものと思っていた。
昨年8月、マレーシアのKuala Lumpurで行なわれた第2回Asian Pacific Country Dance Championshipsに出場し、2005年のWorld Country Dance Championshipsの出場資格を得ると、Nashvilleに行く気持ちがわいてきた。
“Worlds 2005”のCompetitionに参加することを決め、飛行機の切符の手配を始めたのが昨年10月であった。いつも航空券の購入を依頼しているPerthのTravel Agentに、PerthからNashville、そしてオーストラリアに戻り、Tamworthを経てPerthに戻る航空券の手配をお願いした。
なかなか思うような接続の切符が取れず、12月に入ってからやっと航空券が買えた。購入に手間取ったのは、アメリカの飛行場における航空機接続時間であった。Agentはアメリカ国内では2時間あれば接続は充分と言ってきたが、私は最低3時間の余裕を求めた。
往路はPerth−Melbourne、Melbourne ?Los Angels、Los Angels−Chicago ,Chicago ? Nashvilleである。1月7日(金)深夜にPerthを発ち、Nashvilleには1月8日(土)夕方に着く予定であった。復路は1月15日(土)の朝Nashvilleを発ち、Chicago、Los Angelsを経由してMelbourneに。MelbourneからSydneyに行きTamworth行きの飛行機に乗り、1月17日(月)の夕方Tamworthに着く予定である。
Tamworthではすでに始まっているAustralian Line Dance ChampionshipsのDuo sectionの競技(1月18日(火)以降)に間に合うことが旅行日程の必須の条件であった。
切符を購入する以前からアメリカ国内のSecurity Checkの厳しさは耳にしていた。大きな飛行場ではターミナルの移動にも時間がかかる。Los AngelsとChicago空港の発着飛行機のターミナルを調べ、スムースに空港内を移動できること。また、荷物検査に時間がかからないように、所持品の中身は透明のビニールで包装した。そして誤解が生じ易い物品は持ってゆかないことにした。
旅行にはトラブルはつきものである。
1月9日(土)Melbourneから正午初のLos Angels行きのQF便に乗ったが、なかなか離陸しない。2時間座席に座ったが、エンジン音のみで、飛行機は動かない。機内放送でControl unitの一つがおかしいので点検している、と。
結局、ひとまず降機することになった。Gateを出て、空港内のQantas Clubで軽食を取り、待機することになった。午後5時に出発するとアナウンスがあり再び乗機した。出発5時間の遅れはこの先の飛行機のスケジュール変更は当然のことと覚悟した。
Melbourne Airport内のQantas Clubで日付変更線を越え、再び1月8日(土)昼前にLos Angels空港に着いた。5年ぶりのLos空港であった。数多くの入国審査の窓口はいずれも長い列、待つこと40分であった。両人差し指の指紋、顔写真を撮影されCustomerにNashvilleのCompeに行く旨説明した。飛行機に積んだLuggageを受け取り、係員に遅れたQF便の接続処理の窓口を聞いた。そして長蛇の列に並んだ。列はなかなか進まない。
並ぶこと4時間あまり、やっとQFのDeskに着いた。Deskは二つ。これでは全員の処理に1日かかる。並んだ列は途中から短くなっていった。簡単な接続はあらかじめQFが変更していたようであった。
始めてアメリカに行ったときのことを思い出した。New York州の小さな空港からNew YorkのLa Guardia Airportに戻る際、New Yorkが大雨で着陸不能。そのために飛行機の離陸がしばらく遅れると掲示があった。遅れの時間はわからない。お天気次第である。飛行機の乗客は適宜、予定の飛行機を変更したようであったが、当時の私にはそのような器用なことが出来なかった。そして、空港内の喫茶店で一人、Coffeeを飲んで予定の便の出発を待った。
Qantas航空のデスクのコメントは、Nashvilleに早く着くには、今夜のLos発の夜行便(行き先は忘れたが)に乗り、乗り換えでNashvilleに翌早朝に着く方法がある。さもなければ、今夜Los Angelsに泊まり翌日のNashville行きの便を手配する、とのこと。ここで、Los AngelsとNashvilleとを結ぶ直行便があることを知った。
私たちは後者を選んだ。Perthを発って以来、飛行機で2泊、それに各空港での待ち時間の合計は約20時間であった。気は張っているが、身体はくたくたであった。
Qantasは空港近くのRaddison Hotelと契約していた。1月8日は三晩ぶりにBedで寝た。
翌日早めにLos空港に出かけた。出発までに3時間半の余裕をとった。Los空港は混むからである。空港内にはいろいろな列があった。どの列がわれわれの並ぶべき列かはっきりしない。Qantasが発行したAmerican Airlineの航空券は予約切符であった。正式の航空券を得るためにAAのカウンターに並ぶことが必要であった。しかし、この列がわからなかった。
次は国内線のGateに入るための列に並ぶことである。これは見当もつかないほど長い列である。1階のホールから2階の通路までぎっしりと人が2列で並んでいる。列の後の人はこちらに来いと言われたので、バスに乗り国際線のGateに向かった。
そこで、荷物の検査を受けた。それから国内線のGateに戻り、入国検査は完了した。
ところが、である。AAのGateでわれわれの切符を見た係員、われわれはsecurity checkを受けていないと言う。冗談じゃない。われわれは国際線のGateで済ませた、といってもSecurity終了の印が無い、と言う。しばらくして、男女各1人の係員が来て手荷物とBody check。Check終了印を押し、乗機OKとなった。このとき、アメリカ国内便と国際便とのSecurityチェックのレベルに違いがあることがわかった。
Los AngelからNashvilleは3時間の旅である。時差は2時間。初めてのNashvilleを空から眺めてすこし興奮した。予定通りの時間に空港に着いた。そして、Taxiに乗ってCompetitionの会場であるOpryland Hotelに向かった。(続く..)
トップへ