ロングステイ行6



−マレーシアあれこれ(2)−



 クアラルンプルに暮らすようになって2ヶ月が経ちました。いろいろな人種の間に混じって違和感もだんだんと取れてきました。それでも大きな違いを感じるのは、イスラム教です。そして国教で国の半分以上はイスラム教徒だという事実です。そういう中に居て不思議に感じること、奇異に感じる事を慣れきらないうちに報告しておこうと思います。
 またイスラム教やマレーシアのことを簡易に教えてくれたのは地球の歩き方です。マレーシア編の旅の技術と準備の章には、マレーシアのイスラム、マレーシアとブルネイの歴史、マレーシアの民族、マレーシアの英語などかなり詳しく端的に書いてあります。こちらへ住むようになってから何度か読み返しました。ご一読をお勧めします。とても参考になります。
 私の大きな疑問は何故マレーシアがボルネオ島の半分を持っているのか。という事でしたが、植民地時代のイギリスとオランダの割譲線がそのまま国境になっている。と言うような事が分かりました。
 余談ですが、町で地球の歩き方を持っている人は日本人だとすぐわかりますね!



1 ここはイスラムの国(1)

 ここでは、朝は7時半ごろから少しずつ明るくなります。暗いうちから微睡みの中に祈りの声が聞こえて来ます。それから夜暗くなるまで全部で5回聞こえて来ます。日本の市町村に行くと緊急放送用の拡声器が各所に配置してありますが、ここではイスラムのお祈り用に備えてあります。他のイスラム教ギンギンの国では、お祈りが始まるとタクシーの運転手でさえ、車を止め、地べたに平伏すそうです。ここではそういうことはあまりありません。もちろんちゃんとお祈りしている人もいますが、お祈りを聞きながら立ち話をしたり仕事を続けています。他の宗教と共存しているのであまり形式にとらわれないのかもしれません。
 写真はブルーモスクです。アジア最大の大きさだそうです。ここスバンジャヤからコミューター2駅でいけます。(シャーアラーム)



2 ここはイスラムの国(2)

 先日、KLへ行った帰りに電車の降りるべき駅を間違えてしまったのですが、そこがマスジット・ジャメというイスラム寺院の真ん前でした。夜の照明があまりきれいだったのでかみさんが腰を据えて撮影を始めました。そのうち見事なお祈りの声が聞こえてきました。かみさんが言うには、ここのお祈りは厳かできっと格の高い人が唱えているに違いない。他のいつも聞くお祈りとは違い思わず手を合わせてしまいそうだ。といいます。私などはお祈りはどれも同じに聞こえてしまいます。でもそういうことはあるかもしれません。バックミュージックのように聞く私の耳には、区別が付きませんでした。



3 ここはイスラムの国(3)

 イスラム教では豚は不浄な生き物だそうです。ですから絶対食べ無いそうです。スーパーマーケットの食肉のうち羊肉などはハラルとノンハラルが有ります。ハラルとはお祈り済み(日本で言うお払い?)とノンハラル、未お祈りが有ります。イスラムの人はハラルの肉を食べます。ハラルの肉は普通の売り場で売っていますが、ノンハラルの肉は別室で売っています。ポークハムなどもここに売っています。そしてここで会計を済ませてしまいます。レジにはたくさんのイスラム女性が働いています。そういう人たちにとっては触るのも汚らわしいのですからそうすれば触らなくてすむわけです。ノンハラルのセクションにはイスラム人はいません。
  まだ日の浅い頃伊勢丹へ出かけました。かみさんがノンハラルでポークハムをかごに入れ精算しないままイスラムの娘さんのレジに行ってしまいました。彼女は文句は言いませんでしたが、ハムの袋を汚いものを持つように指先でつまんで袋に入れていました。その後イスラムの知識がちょっと増えて、迷惑を掛けたなあと反省しました。知らないことが迷惑をかけることになるんですね。



4 ここはイスラムの国(4)

 写真はホテルの天井です。どこの部屋にもこの矢印が有ります。何なのかさっぱり分かりませんでしたが、メッカの方向なのだそうです。この方向に向かってお祈りをするのだそうです。マレーシアからは西北西の方角になりますね。



5 オーキットガーデン

 クアラルンプル駅の西側の小高い丘の上にオーキットガーデンが有ります。実はオーキットという単語がわからなくて行ったのですが、欄でした。ホテルの周りにも自生の欄が多く咲いていますが、ここの欄は凄いです。種類と言い、量と言いたいしたものです。また定期的に霧を噴霧したり、水を飛ばしたり、設備もしっかりしています。いい花の鉢植えをを売店で安く売っています。住む部屋が出来たので、かみさんは3鉢買ってしまいました。全部でR45(¥1350)でした。タクシー代がR20でしたから、R65(¥1950)です。それでも安いですね。日本なら一鉢分にも足りません!!
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−カウント開始2004年3月9日−