ロングステイ行12

ランカウイ島の海岸


目次
1 ランカウイ島
2 クアンタン
3 カントリー・ラインダンス



ランカウイ島

 次男達夫婦と子供が休みをとってランカウイへ遊びに来ました。ランカウイのホテルは、ホリデイビラが良いと聞いていたので、彼らは日本からHISで予約しました。わたしたちはこちらのホリデイビラから真希子さんにたのんで予約を入れてもらいました。同系列のホテルと言うことで特別料金を出してもらいました。飛行機の切符はKLのHISでお願いしました。予約後24時間以内に支払えば半額というチケットがあると言うことを教えて頂き、これを購入しました。彼らは日本から直接ランカウイのホリデイビラに直行し、我々は次の日ここから出発しました。
 ホテルの前でタクシーを拾いました。幾らで行くか聞くとR50だと言います。こちらはR40を主張しました。すったもんだのあげく、R45でしぶしぶOKしました。値段が決まると最短距離、最短時間で突っ走ります。このタクシーは、プロトンの1500cc(三菱のランサーの3世代前の型)でした。かなりガタが来ています。高速に乗り走り出すといくらでもスピードを上げて行きます。”余り値切ったので頭に来ているのかもしれない。”とかみさんと小声で話し合っていました。。
高速道路では、巡航速度150Km以上ですっ飛ばして行きます。スピードの嫌いなかみさんははらはらしっぱなし、普段なら45分くらいかかる処を25分で空港まで来てしまいました。こちらも相当頭に来たので降りるときに、あんたはタクシーの運転手を止めてF1のドライバーになるべきだ。と相当な皮肉を込めて言ったのですが、彼は嬉しそうな顔をして”有り難う。”を連発しました。”こりゃだめだ!”帰りに拾ったお客を乗せて事故ら無いことを祈るばかりです。
 飛行機は30分ほどでランカウイに着きました。飛行場を出るとタクシーがまっています。乗用車タイプではなく、ボンゴタイプの車でした。料金表があって、ホリデイビラまでは、R14でした。15分で着きました。
 ホテルのカウンターでチェックインをしている最中に次男家族に出会いました。その日は再会を祝してホテルのイタリアレストランで食事をしました。味はまあここはマレーシアですから...。
 私達の部屋は中庭に面した2階でホリデイビラ・スバンの部屋の様には大きくありませんが、必要にして十分な大きさの部屋でした。
次男家族の部屋は一階でそのまま中庭に出て行けます。中庭は大きなリゾートプールがあってなかなかの景観です。
 翌日は朝からホテル中庭のプールで泳ぎました。水が綺麗で気持ちよく泳げます。次男の一粒種ひろ君も浮き輪に入ってご機嫌でした。インド人の小さな子アッカがひろ君に目を付け、何かと世話をやいてくれます。彼女は兄貴が一人いて家族で居るときは兄貴にいじめられしょっちゅう泣いていました。ひろ君の側に来ると猛烈な母性本能を発揮して、彼をかばってくれました。彼女達も一家でホリデイビラに滞在していました。夕食は、ホテルを出てレストランを探しました。真っ暗な道にところどころレストランが点在しています。私達はファットママという中国レストランを見つけ入りました。道からかなり引っ込んだ処にオープンスタイルの2階建てのレストランでした。まずビールで乾杯、蟹、バタープローン、油菜、ビーフンの野菜炒めなど味も申し分ありませんでした。特にバタープローンと蟹は好評でした。このレストランの客は地元の人が多く入っていましたので、レストラン選びは成功だったようです。
次男一家は、先にKLに発ちました。KLでまた再会します。私達はもう一泊しました。翌日は、島を散歩したり海辺でデッキチェアーにくつろいで海岸にあるバー小屋からカクテルを買って飲みながら文字通りリッチな時を半日過ごしました。ちなみにこの島は島全体が免税地域になっていてお酒の安さは特筆物です。缶ビール350ml入りカールスバルグでRM1.5(45円)です。とたんに話が現実味を帯びましたが、海辺での時間のゆったり過ぎてゆく感覚はなにものにも代え難いものがあります。
 またここの夕日はものすごい美しさです。写真の様に、派手で綺麗な色彩を放っています。夕日を眺めながらの一杯はこたえられません。
 私達はKLIA行きの最終便でもどりました。


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クアンタン

 たまには何処かへ小旅行をしようと言うことになりました。西海岸は、マラッカ、ポート・ディクソン、ポート・クラン、セキンチャン、ランカウイ島など行ってみましたが、ランカウイを除いてどの海も泥色をしていて、いまいちあか抜けません。そこで今度は東海岸を見てみようという事になりました。東海岸は、西海岸に比べて、海の色が綺麗だ!という評判だからです。KLから真東のクアンタンに行くことにしました。地球の歩き方を見るとバスで3時間から5時間と言うことでした。プドラヤバスステーションで切符を買ってバスに乗り込みました。R14(420円)でした。バスは、シンガポール行きと同じく横3席の日野製の豪華なバスでした。KLの中心部を抜けて、半島の背骨の様な山脈を超えて行きます。
軽口雑話で書いたゲンティンハイランドを超えさらに山腹を上下しながら行きます。日本のようにトンネルを掘って一直線に最短距離の道路設計とはいかないようで、あくまでも地面の上に道路を造って行きます。この辺はアメリカに似ています。中間地点のテメルロー迄は、高速道路です。この山越えはアップダウンが多いのでみな寝てしまいます。高速道路でバスが突然とまりました。どうしたのか運転手が降りて、しばらくすると戻って来てバックを始めました。500mほどバックして止まりまた運転手が降りて何かしています。覗いてみると、なんと落ちた荷物を拾って荷物室に入れているところでした。荷物室の蓋が開いて荷物が転げ落ちて拾いに戻った処でした。ほとんどの人は寝ていて気が付きませんでしたが、落っことされた荷物は割れ物などはなかったのか、他にも落とした荷物は無かったのか、全員を起こして確認しなくて良いのか、などと心配してしまいます。私達は小さなリックサック一つで手元に置いてありますから”ノープロブレム”ですが...。第一高速道路でバックにしろ500mも逆送などとんでもありません。日本でこんな事がおきたら新聞沙汰になります。運転手は誰の荷物かも聞かず何事も無かったようにまた走り出しました。マレーシアの”何でもあり!”面目躍如です。バスは途中テメルロー付近の休憩所でトイレ休憩を20分ほどして約5時間でクアンタンに着きました。着いてすぐバスステーションで帰りのバスの切符を買いました。最終便の8時発しかなくこれにしました。KLには真夜中1時過ぎの到着予定です。
クアンタンは思ったより大きな街でした。最初にATMを探しましたがすぐにMAYBANKがみつかりました。地球の歩き方に載っている地図を見ながら歩いてクアンタン川まで行きました。この川はもう海に近く湖の様に川幅が広がっていて水の色も泥色ではなく緑色をしていました。泥色でない川を見るとほっとします。川に沿って遊歩道が設けてあり、沢山の人が散歩をしていました。東海岸はムスリムの比率が多いそうですがこの街を歩いてもそう言う感じがします。でも商業は華人が握っているようです。市内バスにぎゅーずめになっているのは、マレー人ばかり乗用車は華人ばかりです。海へはタクシーを利用しました。海までRM15でした。白砂の綺麗な海岸でした。砂浜ですから水は多少濁ってはいるものの青い綺麗な色をしていました。西海岸とは雲泥の差があります。浜辺を散歩してゆったりと海を眺めました。夕食のレストラン探しはかみさんの出番です。海岸に海を見ながら食べられるレストランが幾つかあり店を決めるのはかみさんのカンに頼ります。バタープローンにビーフンの野菜炒めなどそこそこの味でした。バタープローンはちょっと水気が多くいまいちでしたが景色も味のうち十分満足しました。
 暗くなってからタクシーでバスステーションまで戻りました。タクシーの運ちゃんがどこから来たかと聞きましたので当ててごらんと言ったら、まず台湾かノー、韓国かノー、中国かノー、ヴェトナムかノー、フィリピンかノー、シンガポールかノーとうとう最後まで日本は出てきませんでした。やっぱり全然日本人には見えないんだ!これは二人とも相当なショックでした。 帰りのバスは、4席の普通タイプの車両でしたが、冷房が効きすぎてちょっと参りました。ブドラヤバスステーションを降りたのは、1時半過ぎでした。タクシーを拾いましたが、深夜だと言うことでホテルまでRM30(1500円)ふんだくられました。乗って15分で着いてしまいました。


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カントリー・ラインダンス

 私達もそろそろ3回目のビザが切れます。もしかすると今度はビザをもらえない可能性があります。その場合どうするか夫婦で話し合ったのですが、オーストラリアのパースへ行こうという事になりました。もちろんここに居られる場合は問題ないのですが、そう言うことも考えておく必要があります。ところがパースに関する情報がほとんどありません。そのことをホテルのスタッフの和美さんにお話しておきました。パースに住んでおられれ、もと大学教授であった植松夫妻がこのホテルに滞在していて、紹介して頂きました。美しいパースのお話を伺っているうちに次はパースだ。と思いました。
植松夫妻は、カントリー・ラインダンスの大会に出場するために来馬されました。お話のあと、日本からの出場者、仙台の元木さん御一家にも紹介して頂きました。かみさんは長いこと社交ダンスをやっていた関係でダンスと聞くと2言も3言も口から出てきます。私も5−6年前まで国立でカントリーウェスタンのバンドをやっていましたから興味があります。かみさんは、開催中は付きっきりで写真を撮ったり観戦していました。植松さん御夫妻もともに出場され、とても70歳を超えた方には思えない動きで頑張っておられました。元木一家は振り付けの部に団体で出場されました。一番小さいかな子ちゃんもテンガロンハットが似合っていました。個人の部の優勝者は日本人の大橋由紀子さんで、私が見ても他の人と”レベルが違うな!”と感じました。
もちろん植松夫妻は、年長者の部で最優秀賞、元木さんグループも団体で優勝しました。上位は日本人が独占したかんじでした。
 今回は日本人の観光客がほとんど来ないこのホテルに沢山の日本人が訪れたので私達もなんとなく浮き浮きしてしまいました。黒装束のアラブ人の観光客も去り、カントリーライン・ダンスの大会が終わって皆さんが引き上げると、一挙に閑散としてしまいました。ここは一年中夏ですが、9月に入って急に秋が来たような錯覚に陥りました。そんな風に思うのは日本人だからでしょうか!


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−カウント開始2004年9月7日−