軽口雑話13

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目次
第37話 日本人は心臓が強いか?
第38話 交通渋滞
第39話 ドリアンフリーク4


第37話 日本人は心臓が強いか?

機械の修理をたのまれてある日系の会社に行きました。
担当のマレー人リザンさんに紹介され、打ち合わせのあと仕事をはじめました。しばらくするとリザンさんが寄ってきて、
「吉川さん何歳ですか。」
「63才ですよ。」と答えると、しげしげ眺めて、
「若く見えますね。」
「マレー人は平均寿命が55才なんです。63才まで生きる人はあまりいません。日本人は心臓が強いんですね。だから長生きするんです。マレー人はみな心臓が弱いから長生き出来ないんですよ。」
 日本人は心臓が強いから長生きすというのは初めて聞く学説(?)です。マレー人からみるとそう見えるのかもしれません。考えてみれば日本は世界一の長寿国です。私の年から平均寿命まであと20年近くあります。
 マレー人の平均寿命が55才と言うのは、とても意外でした。
 私達の認識では、心臓が強いから長寿と考え方はありませんでした。食生活の改善とか健康管理とか、生き方とかそう言った要素が長生きを支えていると思っていました。
 マレー人の心臓が弱いのではなくて食生活に問題が有るのではないですか。たとえば椰子油の摂りすぎとか、甘い物を食べ過ぎとか有るんじゃ無いんですかなど議論を始めましたが、仕事中なので適当にきりあげました。
 そう言えばこちらへ来て老人がいないのはずっと気になっていました。
 やっぱりマレー人の老人は少ないんだ!なんて妙な納得をしてしまいました。
 友人のAさん(彼は40才をちょっと越したところ)が腰痛で病院に行きました。なんと老人性腰痛だそうです。平均寿命年齢が55才だと、40才を過ぎると老人の域に入ってしまうようです。
 またかみさんの友人のTさんは、占いで63才までいきられます。と言われて年金受け取らずに死ぬなんてとんでもないと言って泣いてしまったそうですが、これも平均寿命55才から考えると、長生きしますよ!と言っているように思われます。


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第38話 マレーシアの交通渋滞

最近は車が増えて、交通渋滞がひどくなりました。
 工事による渋滞、事故による渋滞、学校下校時の渋滞、お祈り日渋滞(金曜日)、自然災害時の交通渋滞などがあります。
 ≫工事による渋滞、
 これはしかたがないとおもいますが、日本と同じでしょっちゅうあちこちで工事をしています。時々工事中の橋桁が崩れおちたりします。ここでは道路工事はお上の仕事ですから、何よりも第一優先事項です。工事の密度は日本の方が濃いように思いますが土地の買収問題などは日本よりずっとスムーズに進行します。結果的に日本よりずっと早く完成するようにおもいます。が工事の期間中は工事第一優先ですから工事をしている方が我が物顔で譲りません。工事が終わるまでは何時までも渋滞します。
 ≫事故による渋滞、
 こちらはバイクが多いのでこれにまつわる死亡事故がいたるところでおきています。事故が発生すると見物渋滞になり、特にバイクの運転者は車を止めてギャラリーに早変わりします。
 死者がでると異様な見物渋滞になります。結果私達も死者を見ることになってしまいます。
 ≫学校下校時渋滞
 これは日本では見られない現象です。小中学生は朝はスクールバスで学校へ行きます。帰りもスクールバスの子はいるのですが大概は親が車で迎えに来ます。この親たちの交通マナーが最悪で3車線くらいある道路でも2重、3重駐車をします。すると3車線道路が1車線になり、遅く来た父兄が突然割り込んだりしてめちゃくちゃになります。
 道路はあたかも車の品評会の様相を呈して、どうだこれでもかと言うように車を見せつけています。虚栄心の張り合い!そんなかんじです。
 下校時間寸前でなくかなり早くから車を止めて待ってるのですから、長時間、渋滞の列もかなり長いものになります。
 わたしから見るとこの下校時渋滞が一番たちが悪いようにおもわれます。これに下記のお祈り渋滞がかち合うと、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。
 ≫お祈り日渋滞
 金曜日はお祈りの日で、どこの会社も昼から2時半近くまで休憩時間になります。この時間をムスリムの人達はモスクに出かけお祈りをします。
 この行き帰りが渋滞の原因になります。お祈り日渋滞の特徴は主にバイクが渋滞の原因を作ります。お祈り後のすっきりとした気分でめちゃくちゃルールで走りますから要注意です。
 ≫自然災害時の交通渋滞
 KLへ来て最初の頃は自然災害など無い国だと思っていましたがけっこうあります。ここでのスコールはご承知のようにものすごい勢いで雨が降りますが、殆ど1時間に満たずに止みます。
 ところが年に数度は3−4時間降り止ま無かったり、一日中雨が降ったりすることが有ります。するととたんに自然災害に見舞われます。
 キャメロンハイランドへ行く途中ではこういう時しょっちゅう地滑りが起きて道路が不通になったりします。 また家の前を走っているフェデラルハイウェイでも水がでで引かず、車がぷかぷか浮かんだりすることが有ります。


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第39話 ドリアンフリーク4

 久しぶりにチャンさん夫妻からお誘いがあり、バクテーを食べに行きました。バクテーは朝の食べ物ですが、夜もやっているところがあります。
 スバンジャヤからケサスハイウェーに乗ってクラン方面に向かって走り、カンポンジャワで降ります。かなり北へ行ったところにバクテー屋がいっぱいあるロットがあります。この中の一軒が私たちがよく良く行く常店です。ここのバクテーは味がさっぱりしていて、肉もよく口に合います。
 バクテーはチャンさんのおごりでしたので、こんどは私たちのおごりでドリアンを食べに行くことにしました。
 タイパンからちょっと外れた住宅街の一角にいつもドリアン屋や果物、お好み焼きなどを売っている屋台が出ています。そのドリアン屋へ直行しました。
 「どこから来たの!」ドリアン屋の親父に聞きました。
 「キャメロンハイランドの近くからきました。」小綺麗な華人が答えました。
 「珍しいの食べたいから何か勧めて!!」
 「これどう!」
 ちょっと小さめの小さめの縦長のドリアンを割って差し出しました。
 「旨い!」ものすごく甘くて、くどすぎない甘あまさ。4人いると一個はあっという間に食べてしまいます。
 次に出されたのがちょっとビターの効いた旨い味、食感もなめらかなクリーム状態、いままであまり出会わなかった味です。甘い味の後にちょっとビターの効いたものを出して来るなんて小憎らしい演出です。
 「うまいね!親父さんこれなんて言うの?」
 「マージェリン!」
 「え、聞いたこと無いけど...」
 「新種ですよ!ほらバーターであるでしょマージェリン!」
 「ひょっとしてマーガリンのこと?」
 「そうです。そうです。マージェリン!」
 そういえばマーガリンの食感かも知れません。日本人の私たちから見ると、マーガリンをドリアンの名前に付けるのは抵抗があります。もっと他の名前をつければ良いのに...。たとえばチーズケーキとか!チーズケーキがぴったりです。
 名前のことはさておき久しぶりにすばらしく美味しいドリアンにであいました。もう一個注文して心行くまで食べました。


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−カウント開始2006年6月16日−